小平市議会定例会一般質問通告書


質問件名 中央公園グラウンドの改修に市民の意見を

 

質問要旨

 2月1日に行われた「市南西部地域の市立公園・体育施設、ふれあい下水道館指定管理者制度導入および公園整備・改修等に関する説明会」には、想定以上に多くの人が参加しました。多くの市民が関心を寄せる中央公園グラウンドの改修について、以下質問します。

 

  1. 市南西部地域の市立公園、市民総合体育館、中央公園グラウンドなどの体育施設、小平市ふれあい下水道館の一体的な管理運営と、鷹の台公園の整備および中央公園グラウンドの改修を行う「こだいらパークコネクトグループ」が提示した公募設置等計画はいつ公開されるのでしょうか。
  2. こだいらパークコネクトグループを選定した委員会での中央公園グラウンド改修に関する主な質問として、人工芝の質についてや、人工芝整備後の暑さ対策について、多目的エリアに関する個人利用の設定方法についてなどがあったと市ホームページに記載されていますが、これらの質問にはどのような回答がされたのでしょうか。
  3. こだいらパークコネクトグループが提案した中央公園グラウンドの整備案で、多目的エリアを人工芝にすることや、侵入防止のフェンスを設置することが提案されていますが、それらについて市民の意見を聞く必要があるのではないでしょうか。
  4. 2月1日に行われた説明会では、多くの質問が出ました。参加人数をお教えください。また、議事録は公開されますか。
  5. 昨年3月に公表された「小平市立中央公園グラウンドの改修に関する基本的な方向性」の12ページに、人工芝と天然芝のコスト比較がありますが、人工芝の廃棄費用が含まれていません。人工芝の廃棄方法とコストについてのお考えをお聞かせください。

 


質問件名 よりよい給食に向けて積極的な取組を

 

質問要旨

 オーガニック給食への取組やアレルギーへの対応、民間委託の是非など、給食にはさまざまな課題があります。よりよい給食を求めて、以下質問します。

 

  1. オーガニック給食に取り組む自治体の例とされる武蔵野市は、学校給食食品選定基準として、米は国産、有機栽培・無農薬栽培・特別栽培のものを優先する、パンや中華麺は国内産小麦を使用したもの、うどんは北海道、群馬県、埼玉県、栃木県産の小麦を使用したもの、野菜・果物は市内産野菜を優先的に使用し、市内産以外の農産物は、基本的には国内産・有機栽培・特別栽培のものを使用する、としています。小平市学校給食用物資規格基準書では、米については国内、当年度産のもので、有機農法または減(無)農薬で栽培されたものを優先としていますが、それ以外の食材についても国産や有機栽培、特別栽培を優先できないでしょうか。
  2. 小平市学校給食用物資規格基準書で、小学校は七分つき米に対応としているが、中学校で対応しない理由は。
  3. 千葉県いすみ市では、2012年に自然と共生する里づくり連絡協議会を設立し、有機栽培の実証実験を3年間実施後、2015年に有機米4トンを学校給食に導入、2017年には学校給食の全量を有機米とし、2018年からは有機野菜も導入した結果、残食率が2017年の13.9%から2020年は9.5%に減ったそうです。
    • ①小平市立小学校、中学校それぞれの給食の残食率をお教えください。
    • ②有機農業生産拡大に向けて、技術指導など東京都による支援策があればお教えください。
    • ③昨年度と今年度の環境保全型農業推進事業の実施内容を項目ごとに金額とあわせてお教えください。
    • ④市内農家による有機JASや特別栽培、東京都エコ農産物認証の取得へ向けた市の支援策があれば、お教えください。
    • ⑤JA東京むさしの東京多摩有機農業研究会の活動状況を把握していますか。
    • ⑥有機栽培の食材を増やすため、2008年度から市が実施していた「落ち葉のリサイクル事業」を復活させてはいかがか。
  4. いすみ市は、有機米だと1食あたり約12.5円高くなるが、給食費の値上げはしにくく、年間の差額400~500万円を一般財源から補填するとのことでした。小平市でも、オーガニック給食のための食材費の差額を一般財源で賄えないでしょうか。
  5. 今年度から学校給食センターでもアレルギーに対応しています。昨年4月改定の小平市立小・中学校における食物アレルギー対応方針では、詳細な献立表を作成・配付するレベル1、一部と完全の弁当対応のレベル2、原因物質を除去する除去食対応のレベル3、中学校では主食が除去食では成り立たない場合の代替食対応のレベル4、が記されています。
    • ①改定後の小学校と中学校のそれぞれのレベルの対応数をお教えください。
    • ②小平市立小・中学校における食物アレルギー対応方針には、校外学習、宿泊行事での対応も記載されています。改定後の実際の宿泊行事での対応状況をお教えください。
  6. 小平市立小学校と中学校に、宗教的理由で給食への対応を求められている児童・生徒はどれくらいいますか。それらのこども達への給食での対応は。
  7. 武蔵野市では、不登校がちな児童・生徒が給食を食べられるよう、昨年9月から武蔵野市立学校給食桜堤調理場で毎週金曜日に市立小・中学校の児童・生徒と保護者に給食を提供しています。小平市でも同様の取組ができないでしょうか。
  8. 武蔵野市で学校給食を提供している一般財団法人武蔵野市給食・食育振興財団の令和6年度事業計画書には、桜堤調理場で災害時炊き出し訓練を実施と書かれています。小平市の給食センター及び各学校の調理場は災害時に活用できるのか、お教えください。
  9. 小平市は昨年度までに小学校14校で給食調理を民間委託し、今後さらに3校で委託する方針です。市は、2012年9月に初めて給食調理業務を委託した1年後の2013年8月に小学校給食調理業務委託検証報告書を作成しましたが、その後、検証していません。委託開始から10年以上を経て、改めて検証が必要ではないでしょうか。
  10. 市は一昨年から基幹保育園の給食調理も民間委託しましたが、その検証はしないのでしょうか。
  11. 小学校給食調理業務の民間委託を提示した「小平市立小学校給食の基本方針(平成23年8月)」では、委託業者を選定する際には、金額のみではなく、給食提供体制について提案させるプロポーザル方式で選定すると記載されています。現在、14校で委託している業者の数と名前、選定で重視した点をお教えください。
  12. 小平市立小学校の栄養士と調理員の配置状況について、都職員か市職員か、正規職員か非正規職員かを直営と委託に分けてお教えください。
  13. 基本方針には、「調理業務委託実施により、給食運営に係る運営経費の適正化が図られる」と記載されています。実際、委託により、運営経費の適正化が図られているのか、数値でお示しください。

上記のとおり、小平市議会会議規則第57条第2項により通告します。

令和7年2月13日 小平市議会議長殿

小平市議会議員 氏名 水口かずえ  


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